"squat"とは、英語で"占拠する"ことを意味する単語です。
 そこから、ヨーロッパなどで、アーティストたちが使われていない建物やスペースに入り込み、その場所をアトリエや展示スペースとして活用する行為を"スクワット"と呼ぶようになりました。スクワットは、社会の中に自らと芸術の居場所を見いだそうとする活動です。

 そして、その活動にちなんで名付けられたのが、京都芸大の芸祭学外展「SQUAT」です。芸大、ギャラリー、美術館など、芸術のために用意された場所から外へ出ていって、社会の中に芸大生のアートを置いてみる試みとして、五年前の発足から毎年色々な場所で開催してきました。

  第六回となる「SQUAT2013」は、梅小路公園と京都大学食堂の二か所で開催します。京都人の憩いの場を、作品展示・雑貨販売・ライブペイント・パフォーマンスなど、様々な方向から京芸カラーに染めあげます。また、京都大学食堂では、京都大学美術部との合同展示を行います。

 日常を、アートに。いつもの景色にかけられた魔法を是非その目でお確かめ下さい。

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京都市立芸術大学 学外展示プロジェクト SQUAT2013
SQUAT project  Kyoto City University of Arts
お問い合わせ:squat2013@yahoo.co.jp